日々の出来事、感情、全部に意味があって、その一瞬思い立ったことが一生を大きく変えたりして。
だから、想像したり、思考を巡らすことだけはやめないようにしたい。
考えるのも面倒くさくて辛くて停滞するときもあるけれど、身体の中が巡っていれば絶対つぎにつながるから、出来る限り止めないように。
写真集と映像が完成して、これは観てもらいたい届けたいと思いました。
だけど、振り返るだけなのは嫌だ。
新しい事をしなくちゃと、1ヶ月前に朗読公演を決めました。
本は正岡謙一郎さんにお願いしました。
酒井香奈子デビュー10周年が近いので、10年、そして、記憶、をテーマにしたいと伝えました。
また、生でやる朗読だから、観てくださる方と繋がりたい。会話をするように物語が進行したい、イメージは、落語、と話していました。
まさか、お客様に落語を嗜む方がいらっしゃるとは想像もしてませんでしたが。
物語は、無くした10年前の記憶を図書館で探す女性の話でした。
物語を読んでいる子、物語を読みながら妄想が突っ走る時、そして物語の中の子が入り乱れていて、朗読を聞いているうちに物語の世界に巻き込まれていてほしい。
そう願いながら、作りました。
ダイアローグ、とは、対話、会話という意味。客席との対話、キャラクターの言葉にはない対話、そして、誰かと話したいという寂しさがこもってる。
そして、全3回の上映会。
なんかもう全泣きでした。
どんなに冷静に観ていても、最後のギルムル口上は、冷静に観ていられない。
やめたい。逃げたい。立ちたくない。だけど、奮い立たされる、必死に、立ち上がる。
逃げたい気持ちにすぐなる。もうやだと思う。
だけど、あの子が立ち上がるから、わたしも立っていないといけない。そう思うとボロボロと溢れてしまうのでした。
いちにちめは何も話せなくなってしまいましたが、ふつかめは、何故ひとりで舞台に立ったのか、そして今の自分を話しました。
わたしには、無理難題でも目標が必要。目標に向けて、震えながらも進み続けないと、腐ってしまう。
だから、決めました!はい。大発表です。
酒井香奈子デビュー10周年
2015年11月下北沢REGにてワンマンライブ決定!!!
この2年くらいの闇雲なプロデュースの集大成。
もうやり尽くす出し尽くす。やりたいこと全部やる。私の作りたいものやりたいけど採算度返しなんのその。ド派手にエンターテイメントを!という意気込みで。
10年の記録記憶とともに今のわたしにはやっぱりお話しがほしいから、
だから、物語調に進むドラマティックライブです。
まだまだまだ企画が決まったばかりです。ここから育ってゆきます。見守っていてください。
最高の時間を、ありがとう。心から感謝!
写真展示大好評でした。本当に素晴らしかった。
オークションも好評なようでした。本当にありがとう。
カメラマン五十嵐さん、and姉。
ありがとう。
最終日デザイナー愛ちゃんは居られなくて残念でしたが、ふたりが頑張ってくれて最強最高の写真集が出来ました。
照明、場当たり進行にイヤヨワーク主宰平木大士さん、同じくイヤヨワークの杉村彩さんもお手伝いに来てくれました。
大士くんは、福岡の専門学校での同級生。10何年ぶりにものづくりをご一緒しましたが、すんごい助けられた。
また何か一緒に作りたいね、と話しました。
同じく同級生の仲間が観に来てくれました。
彼女はいま、映画のプロデューサーをしています。
不登校生、経験者、保護者で集まり不登校をテーマにした映画を制作している『円〜CHANGE my life〜』のプロデューサー・美空ちゃん。
ブログがこちら
http://s.ameblo.jp/ibakura-eigabu/
私も、不登校経験者だ。
10年、ひと昔。出逢い別れても、みんな日々選択を繰り返し進み続けて、また出逢えたりする。
生きていて良かった。