去年の今日12月28日、酒井香奈子一人舞台ギルムルの花束、千秋楽でした。
あれから1年、本当に、人生は変わった。
絶対にやれなかったであろう仕事や芝居に出逢えた。
進んだからこそ新たな感情に出逢えた。
奇跡のような公演だと思った。
だけど、奇跡はそう長く続かなかった。
あんなに頑張ったのに、何も変わらない、何も生まれない。
そんな絶望感で、悲しくなって、苦しんだ時もあったんだ。
だけどあの公演は、私に奇跡じゃなく
確実な一歩を与えてくれてた。
大きな自信も与えてくれた。
あれから、また、成長した。
もっともっと出来ることが増えたって感じられる。1年後のいまそう思えることがとても嬉しい。
奇跡なんかじゃなかった。
大きな一歩、次へとつながる一歩、
超えられないでいた壁を越える為の
次の世界を見る為の本気の一歩だった。
あの時を、ギルムルを、世界を、愛してる。
まっすぐまっすぐに生きる事、本気で生きる事、自分の事、未来の事、裏切らない。
信じる力がバカみたいに強いのが私の強みだから、いまの自分を精一杯生きる。
あの日、出逢ってくれた全ての人に誓ったから。
私は、強く強く生きる事を諦めない。
こんなもんだ、って、思わない。
いつだって、どんな戦いだって、本気で挑み続ける。
ギルムルに愛を込めて
あなたがイシシと笑っていますように。
身体中の痛みに耐えながら、それでも、全力で笑っていますように。
世界が美しくて仕方がないって思えるように、生きられますように。