先日顔あわせがありました。

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冒頭部分の読み合わせもしました。
楽しいんだよなぁ。どのシーンも、面白いんだよなぁ。

全員は集まれませんでしたが、それでも結構な人数です。
凄い。みんなパワフルで、あまりに強い個性と熱量。

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ほとんどはじめましてなのに、懇親会が打ち上げのようでした。
和み方というか、打ち解け方というか…

まるで大家族のような気がしたのは、家族をテーマにした作品だからかな。



そして、いよいよ稽古開始。
第27班 「コーラボトルベイビーズ」


稽古場は楽しいのがいいんです

と、演出の深谷さんが言ってました。
そりゃそうだ、と思うかもしれませんが、たぶん 楽しい の種類というか度合いが違う。


稽古初日。
しばらくはシーン分けでの稽古だから、少人数です。
わたしは比較的第27班の劇団員の男性多めなチーム。
だから、これは、劇団の空気感かな、と思うのですが…

すごく良いです。稽古場が。


ずっと、ずっと、遊んでる。
隙間があればふざけ、ゲームを作って、遊んで、笑い、歌い、踊る。

その 遊ぶ、の感覚のまま、芝居ができる。

もらったセリフでどれだけ遊べるかって、
自由自在に喋るって、そんな 遊び の感覚があると思う。

もうね、ずっと遊んでるから、セリフはずっと楽しいし、シーンがずっと楽しいし、イキイキしてる。

そうか、こんな人達がこんな環境で作っているから、第27班の芝居は、生き生きとしていて、楽しくて、届くんだね。

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意外と、真面目で、
現場で良い子にするのが好きだったさかいさんは、“ふざける”というのが得意じゃない。
緊張感と静寂が好きだし、
追い詰められてチカラを発揮するタイプ。
だけど、“楽しい!”に関しては、それでは出来ないんだと思う。


「稽古場では、他人と自分を傷つけなければ何をしても良い」という考え方があって、
わたしはそれを個人的にはとっても推奨しています。

稽古はコワイものです。
間違えるかもしれない、怒られるかもしれない、恥ずかしい、、、
いくら経験してきても、環境によってルールも違うし、何を必要とされているかわからない。
凄く緊張します。

だから、間違えないように準備して、考えて考えて稽古場に持っていくけれど…

だけど、ほんとうに良い作品が現場で生まれる最高の環境は、
稽古場で身を守ったり怯えたり萎縮したりしないで、
思いつきやひらめきや想像を自由に試せて、
遊べる場所だと思う。

それが、最高の空間だと思う。


そして、この稽古場は、素で、そんな最高の演劇空間でした。

いや、もう、ただ、ふざけてるんだけど。
ちょっとアタマオカシイシ。
ファンキーハンパないけれど。

でも、作品や人に尊敬を持って、良いものを作るために、めちゃくちゃふざけてる。

そんな素敵な環境でお芝居をさせていただけそうです。

グッと身体にチカラを入れがちなさかいさんですが、なるべくなるべくチカラを抜いて、
自由に自由に、パワフルに、楽しく、試していきたいと思います。

まだ全貌の明らかになっていない「コーラボトルベイビーズ」

だけど少しだけ明かされる役の話や作品の話に、すでにちょっぴり、身震いしています。

どんな未来がやってくるのでしょう。

楽しみだよ。
やりがい、生き甲斐を感じながら、
今の時点でとにかく愛おしく楽しいのは間違いないです。

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がんばりますようー!

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猫の目が、こわい。