あまりに今更ではありますが、
あけましておめでとうございます!!
2020年になりました。
なんだか2020って新しい時代に入った感がある数字ですね。
先日合った演出家のアレックスはdecadeと言ってました。ディケイド。海外では10年単位の言い方があるんですね。
新しい10年。
数年徐々に変化していた環境がいよいよ変革するぞって空気を感じつつ、ゆっくりと年明けを過ごしています。
2019年はフリーになったり声帯の手術をしたり、
長年可能性はありながらも踏み切ることのなかったおっきな決断がいくつもありました。
どんどん自分から見えている景色が変わっていく一年でした。これからさらに数年かけてもっともっと変わっていきたい。辿り着きたい景色に向かって一歩ずつ向かっていきたいと思います。
2019年振り返りヽ(*´ェ`*)ノ
1月 主演舞台 緋色、凍レル刻ノ世界、永遠 再演
初演とは全く違うアプローチで挑んだ大切な代表作。
初演があまりに強い作品だったから、規模が大きくなったら絶対に同じことは出来ないしただ薄味になるのは嫌だと思ってました。
その想いは主宰の太田さんや主演の相方あづさもきっと同じように思っていて。
いまこの作品を演る意味や現実世界で起こっていることや舞台に立つ全キャストやお客様のことを想像しながら、またゼロから作品と向き合っていました。
私の為の物語ではなく物語の為の私として存在出来たことは2019年のテーマになった“他者の為に”のはじまりだった気がします。
さかいかな×月岡鈴 二人芝居 巣から落ちる雛が聞こえる
初の二人芝居。
芝居をするとき、いつも、いまこの作品をやる意味を感じます。与えられているなと感じられる。
私の頑張るべきはコレだなと感じて演るのですが、プロデュースをしながら、この作品を今やる意味がわからず悩むことがありました。
作品は大好きだし、信頼する仲間が集まってくれて芝居とは誠実に向き合えている。
だけど、ゆうどの洗礼を受けて、ゆうどという会場と温度が合わないというか、受け入れられてないような小さな違和感を感じていて。
途中で会場さんに、
もうさかいさんが苦しむのは良いのではないか、愛で包み込むことが出来るのではないか と言われて
ようやく 凝り固まった自分の価値観と向き合えた。
私は私の芝居の合格点を 自分が本当にどれだけしんどいか、に置いていたから、もっと苦しまなきゃ頑張らなくちゃと足掻いてました。
だけど、もっと素直にただただ、相手を愛して この瞬間を生きることを信じてみる、
特別なギフトを用意しなくてもちゃんと受け取ってもらえると信じて やってみる。
芝居を変えるわけではなく、
観ていてもなにかが変わるわけではないのかもしれないけれど
考えかた、想い方が変わったら、わたしには全く違う世界が見えはじめた。
ようやく、本当の意味で、相手だけの為に、を体感した公演でした。
ぶっくぶっく
ファンタジーなバスに乗り、物語を旅する。
成長していく姉の背中を押して共にバスに乗り冒険していました。
久しぶりに、主軸ではない役。これが良い経験でした。
物語の中で必要な仕事をする。
作品の責任を持つことのできないもどかしさや、持たない大切さを体感。
そして、好きなことをやらないからこそ、自分の好きな芝居がわかった。好きな芝居やりたい!創りたい!って意欲がわいたよね。
ようやく終わり!
後半さっくりでしたが、とりあえずこれで2019年がまとまりました笑笑
もう2020年1月が終わろうとしてますが、2020年楽しい冒険に満ちあふれそうです。どんな旅になるかしら。
たくさんたくさん作品も決まってきました。
行きましょう。何処までも。
想像も出来ない場所まで冒険してしまうようなそんな道を選んでいきます。
2020年も、よろしくお願いします。
さかいかな