
7月末、主演舞台です。
太田さんのシリアス作品、あづさは相手役。
あづさとの主演は4作品目です。
いつも通りが、決して当たり前じゃなくて
出来ていたことが今も出来るかはわからなくて
主演をずっとこんなに演らせて頂いているのは奇跡の積み重ねで。
だからこのひとつが自分や誰かの宝物になるように、大切に挑みます。
新しいチャレンジをし続けて、もっと先を目指して、ようやく、今の場所にとどまれて。
もっともっと挑まないと新しい景色は観にいけなくて。
だから、新しい世界に今年は挑んでいます。
いきどおったり、悔しかったり、足がすくんだり、心折れたり、
安心して幸せで居られる必要とされる場所にとどまりたくなるけど、
それじゃあ、わたしの大切な人たちや作品に、わたしが何かをしてあげることが出来ないから。
だから、いま居る大好きな場所にいられるのは、今だけかもしれない、くらいのつもりで、やります。
客席を減らしての上演です。
見届けていただけたら幸せです。
楽しみだな。
愛おしい作品になりますように。
E-Stage Topia プロデュース公演
‐同タイトルで違う作品を上演せよ。‐
『hood』
【日時】2020年7月29日(水)〜8月3日(月)(全11ステージ)
【劇場】上野ストアハウス
【脚本・演出】太田守信(黒薔薇少女地獄)
【企画・総合監修】若宮亮(エムキチビート)
タイトルは同じ。舞台セットも同じ。
しかしそれ以外は役者も、脚本も、すべて違う。
2人の演出家がどう『hood』を解釈し、上演する?
疾駆猿の佐藤信也と、黒薔薇少女地獄の太田守信がそれに挑む。
2つのカンパニーで全く違う『hood』を創り上げる。
【黒薔薇少女地獄ver.あらすじ】
祖父の 3 回忌で久し振りに根室へ帰省した。
私が幼い頃、祖父はよく納沙布岬に連れて行ってくれた。
ただ、そこではなにも話さなかった。
寡黙だった祖父は、ずっとひとつの島を見つめていた。
ある日、岬はロシア人の親友・ソフィアから故郷の写真を見せられる。
すると彼女は行ったこともないその土地の風景に既視感を覚えた。
それもどこか、懐かしいような――。
「故郷の町って、なんていうところ?」
そう訊ねると、彼女は少し困った顔をして「田舎よ」と答えた。
岬は同じような表情を見たことがある。
一度だけ祖父に同じ質問をしたときに見せた表情だ。
そのとき祖父はなにも言わず、ずっと眺めていた島を指さした。
きっと、そう遠くない未来。
この物語には当事者がいなくなり、本当の感情は失われていく――。
こんなにはっきり見えているのに、そこには行けない。
だけど繋がっているように思えたから、私は真っ白な流氷に足を踏み出してみる。
いつか割れてしまうかもしれない。
それでも前に進んでみる。
向こう側からも同じように、誰かがこちらへ歩いてきているかもしれない。
もしそうなら私達はこの海の真ん中で、手を取り合うことができる……?
【キャスト】
さかいかな
榎あづさ
長島光那
網代将悟
有栖川姫子
山中ゆうこ
鈴木千菜実
山内志織
神藤ゆずか
柚木那夏
猪谷茉由
雪入みさき
金純樹
胡元奏汰(黒薔薇少女地獄)
赤沼正一
【黒薔薇少女地獄ver.『hood』タイムテーブル】
29日(水)14時〜/19時〜
30日(木)14時〜/19時〜
31日(金)14時〜/19時〜
8月1日(土)13時〜/18時〜
2日(日)13時〜/18時〜
3日(月)17時〜
※開場は開演の30分前
※上演時間約100分予定
【チケット】(全席指定席)
さかいかな扱いチケットフォーム
・両Ver.通しチケット(前売券)9000円
・特典付きプレミアム前売席(キャストサイン入りパンフレット付き) (※座席ブロック指定可)8000円
・A席(前売券・当日券)5000円
・A席初日割チケット(前売券・当日券)4000円
※通しチケットをご希望の方は、【佐藤信也ver.】の公演にてご希望の回をご予約いただき、その際、備考欄に【黒薔薇少女地獄ver.】のご希望の回をご記入ください。
※初日割は22日14時公演・29日14時公演のみ適用されます。
スタッフ
【タイトル考案】元吉庸泰
【脚本・演出】太田守信(黒薔薇少女地獄/エムキチビート)
【演出助手】神藤ゆずか
【舞台監督】逸見輝羊(STAGE COMPANY)
【照明】河上賢一(ラセンス)
【音響】堀江潤
【音楽】瀬奈ヒロキ
【衣裳】小泉美都
【衣裳補佐】胡元奏汰(黒薔薇少女地獄)
【舞台美術】古謝里沙
【デザイナー】北田岳史
【ヘアメイク】工藤聡美
【カメラマン】中塚健仁
【票券・制作】清水瑞希(企画演劇集団ボクラ団義)
【当日制作】小林博明(エムキチビート)・淺田妃奈子(MIMOZA)
【プロデューサー】若宮亮(エムキチビート)
【企画・製作】E-Stage Topia